エリックプロトコル
ttp://www.isufs.org/results/gpfra07/

先日の日記で注目していたマイズナー選手のフリップのエッジ、PCS共にエリックでは落ち着くところに落ち着いたという感想です。エッジの判定は『明らかな不正』と判断されて初めてe判定を受けるようですのでアメリカ大会では見逃されたのかもしれません。
PCSに関しては、同じ二戦目の浅田選手が大きくスコアを伸ばしたのに対し、マイズナー選手はアメリカ大会と同等の評価にとどまりました。残るロシア杯、NHK杯でのキム・中野・安藤その他選手の出方を見ないとわかりませんが、やはりアメリカ大会では地元の声援がジャッジのスコアを押し上げた部分があるのかも知れませんね。

浅田選手はSPでのコンボ抜けで7.5+α、FSでの転倒3A<でやはり7.5+αの失点に加え、おそらくタイムオーバーと思われるディダクションその他の細かい失点があったにもかかわらず180点近いスコアで優勝しました。エリックのジャンプ構成でもミスを最小限に抑えれば200点超えも夢ではなさそうです。ファイナルが楽しみです。

今回、ちょっとアレッ?と思ったのがマイズナー選手のSPのジャンプ構成です。
彼女はリップ持ち、かつセカンド3Tが回転不足気味という選手なのですがSPでは
3Lz−3T
3F
という構成にしています。この構成を続ける限り、高い確率で
3Lz−3T<
3F e
という両方の要素で−GOEを免れない判定を受ける気がします。
3F−3T
3Lz
にすれば少なくともルッツでの加点が見込めるのではないかと思うのですが・・・