2009-01-01から1年間の記事一覧

全日本選手権

高橋選手が復活優勝、浅田選手が4連覇を達成。おめでとう! 結果はこちらから 男子 高橋大輔選手 FSでは単一姿勢のスピンをキャメルからシットに、3−3コンビネーションジャンプをルッツからフリップに変更。この2つの要素は、個人的に気になっていたの…

スケートカナダ男女FS

結果はこちらから 女子 ジョアニー・ロシェット選手 ジャンプのミスは十分起こりうるものとして、スピン・スパイラルでの取りこぼしが気になります。全体的に、曲についていけていないというか、各要素に追われているような印象を受けました。振り付けが密に…

スケートカナダ男女SP

結果はこちらから 女子 参考記事 ISU アイスネットワーク ジョアニー・ロシェット選手 素晴らしい演技。ISU記事によればスパイラルとコンボスピンで取りこぼしがあったようです。これが無ければ、3−2の構成で40点を超える技術点が、恐らく出ていた…

スケートアメリカ女子FS

結果はこちらから キム・ヨナ選手 荒川静香氏が指摘されたように、大きな得点元となるジャンプでミスを重ねてしまいました。キム選手の3−3のミスは、2シーズンほど前のショートで3−1になってしまったのが最後だったように記憶しています。このミスによ…

スケートアメリカ女子SP

結果はこちら 関連記事 ISU アイスネットワーク キム・ヨナ選手 圧巻の演技で自己の世界記録を更新しました。地上波ではスローで足元に入るデカデカとしたテロップが邪魔で見えないのですが、youtubeに上がっている映像を見ると、昨シーズン注意を受け続…

NHK杯男子

結果はこちらから ブライアン・ジュベール選手 ファイナル進出を見据えて、リスクを抑えた確実に降りることが出来るジャンプ構成(3F二回、3S二回)に変更。ジュベール選手はそのような変更に対応し、きっちりとまとめる能力を持っていますから、高橋・…

NHK杯女子

結果はこちらから 安藤美姫選手 フリーのミスは冒頭のルッツと転倒したトウループコンボだけなのですが、ここぞという稼ぎどころで何らかの形で全て失点してしまっており、かなり消化不良な演技でした。期待していたつなぎですが、ほとんど変化はなかったよ…

NHK杯女子SP

結果はこちら 参考記事 アシュリー・ワグナー選手 何か内側から湧き出る暖かい雰囲気を持った選手。その雰囲気を存分に生かしたプログラムと振り付けだと思います。スピンでいくつか回転がぎりぎりのところが見られるのですが、それにしても、技術点がやや低…

中国杯

結果はこちら 織田信成選手 エリックに続いて連勝し、ファイナル一番乗りを決めました。おめでとう。FS後半のアクセルが抜けてしまったのを直後のコンボセカンドをトリプルにすることによってリカバリー、ここまでは良かったのですが、次のフリップコンボ…

ロステレコムカップ(男女フリー)

結果はこちら 男子 エフゲニー・プルシェンコ選手が復活優勝を果たしました。SP・FS二度の4−3コンボは軽々と成功。特に、SPでの4回転は、ライブでの画質の悪い映像ではスローリプレイでさえ、私にはトリプルにしか見えなかったほどです。回転速度と…

ロステレコムカップ(女子SP)

結果はこちら(男子は既に総合結果が出ています。女子も、午前4時以降は出ているはずです。中継待ちの皆様は注意してください。) プロトコルはまだ出ていませんが、こちらの記事によって上位選手の大まかな内容を知ることが出来ます。 ユリア・セベスチェ…

エリック

結果詳細 キム・ヨナ選手 SP・FS共に、スローテンポをメインとした作りのプログラムは、初見のインパクトという意味では、昨季のほうが強いものがありました。激しい振り付けを控えめにして、体力という彼女の弱点を補うべく作成されたのかな、と思って…

ジャパン・オープン

プロトコルはこちら 女子 ジョアニー・ロシェット選手 密度の濃い、難しいプログラム。それを初戦でここまでの完成度で演じるロシェット選手にただただ脱帽です。 ラウラ・レピスト選手 見ていてとてもさわやかな気持ちにさせてくれるプログラム&演技。私、…

安藤美姫

実は、安藤美姫選手の今季FSと思われる動画もアップされていたので感想を書いたのですが、現在見られなくなっています。そこで、書いたものからプログラムに関する部分を削除・一部変更して載せます。 ・・・・私にとって安藤選手の表現面での魅力といえば…

織田信成、今季FS

織田信成選手 チャップリンメドレー(インタビューつき高画質) 3Lz 3A−3T FSSp 3S CiSt (ここより後半) 3A 3Lz 3F 3Lo CSSp 2A SlSt CCoSp いやー、最高!!凄い盛り上がりですね。 これまでの織田選手のプロ…

パトリック・チャン今季FS

バンクーバー五輪地元期待の星、パトリック・チャン選手のFS『オペラ座の怪人』が早くも披露されました。プログラム構成は以下の通り(カッコ内は、予定されていたと思われる要素) 3A (3A−2T) 4T 3F−2T (3F−3T) CiSt CCoSp …

浅田真央、来季使用曲公表

毎日新聞 フィギュア 浅田真央、フリー曲は「鐘」 浅田真央選手の使用曲がプレリュード『鐘』とはぶったまげました。昨日この記事を見たときはてっきりピアノコンチェルト2番2楽章をメインにすると思い込み、日記を書いていたのですが、完璧に予想を外され…

五輪・世選代表選考基準公表

文書はこちら 日本スケート連盟より、来季主要国際大会の派遣選考基準が公表されました。気になるバンクーバー五輪の選考基準は、以下のようになっております。(日本の枠は、男子シングル3、女子シングル3、アイスダンス1です) (ここより抜粋開始) 4…

来季グランプリシリーズ参加選手

http://www.sportcentric.com/vsite/vnavsite/page/directory/0,10853,4844-136494-137802-nav-list,00.html女子シングル 初戦のフランス大会でいきなり浅田真央選手とキム・ヨナ選手の直接対決が実現!!他にもコストナー・ゲデヴァニシビリ・コルピ各選手…

来季GOE・レベル等変更2

http://isu.sportcentric.net/db//files/serve.php?id=1427 1.転倒が『GOE−3』から『−3 −GOE』に変更 今季までは、ソロジャンプでの転倒は問答無用で−3でしたが、来季は加点要素と相殺して、−2・−1も可能になりました。(お詫びと訂正:この項…

来季GOE・レベル等変更1

http://isu.sportcentric.net/db//files/serve.php?id=1427 ISUから来季に適用されるGOE基準・レベル要件が公表されました。いくつか気になる点を述べてみます。 Ⅰ 回転不足判定に係る変更がなされました。(P9) The sign “スペシャリストが回転不…

民放地上波の解説

世界選手権演技終了後のスロー解説からの一幕 「トリプルルッツ−ダブルトウループ−ダブルループですね、非常にきれいに決まっています」 ・・・っておい、違うだろ!!どう見たって、今のは、失敗ジャンプとはいえないまでも『非常にきれいに決まって』はい…

回転不足判定3

世界選手権をもって、実質的に今季は終了しました(まだ国別対抗なる団体戦が残されているようですが・・・選手の皆さんには大変な疲労がかさんでいるでしょうから、無理をしないでいただきたいです)。今季は、女子を中心にGPS・GPFでかつてないほど…

世界選手権(女子FS)

キム選手が200点越えで初優勝。ロシェット選手が銀。安藤選手が銅。浅田選手4位、村主選手8位 総合結果 SPプロトコル FSプロトコル キム・ヨナ選手 後半のサルコウがダブル(更にDG)になるミスがありましたが、それまで得点源のジャンプを確実に…

世界選手権(女子SP)

キム選手が大差で首位。ロシェット選手が続く、浅田選手3位、安藤選手4位、村主選手9位発進 SP結果 FS滑走順 キム・ヨナ選手 ケチのつけようの無い完璧な演技で大量リードの首位発進。演技構成点では4項目で8点台という驚異的なスコア(32.72…

世界選手権(男子FS)

ライサチェク選手が新王者に、チャン選手が銀、ジュベール選手が銅。小塚選手6位、織田選手7位、無良選手15位。日本男子辛くも次期五輪3枠を死守!!! 総合結果 SPプロトコル FSプロトコル エヴァン・ライサチェク選手 プロトコルにマイナスが一つ…

世界選手権(男子SP)

結果ISU World Figure Skating Championships 2009 - Men ジュベール選手が首位発進、ライサチェク選手、チャン選手が続く。小塚選手5位、織田選手7位、無良選手13位 ブライアン・ジュベール選手 冒頭の4T−3Tのファースト4Tでお手つき、更にセカン…

四大陸選手権(男子FS)

チャン選手が優勝、ライサチェク選手が銀、小塚選手が銅、織田選手4位、南里選手12位 結果 プロトコル パトリック・チャン選手 課題の後半のトリプルアクセルがシングルになった点を除けばほぼ完璧な演技。実に13.50点もの加点を獲得しました。(最…

四大陸選手権(女子シングル)

プロトコル SP FS キム選手が優勝、ロシェット選手が銀、浅田選手は銅。村主選手6位、鈴木選手8位 キム・ヨナ選手 ショートプログラムでは72.24点を獲得、今季GPSのプロトコルを見ても、キム選手のSPは、ノーミスで演じればこの程度の点数が…

四大陸選手権(男子SP)

チャン選手が首位発進、ライサチェク選手が二位、小塚選手三位、織田選手は6位発進 プロトコル パトリック・チャン選手 昨季同大会で高橋大輔選手がたたき出した4回転無しでのSPの点数(88.57)を上回る88.90点を獲得。(ただし、昨季よりも3…