スケートアメリカ4

男子シングルSP
ライサチェク選手が首位。ウィアー選手、小塚選手が僅差で続く
ttp://www.isufs.org/results/gpusa08/SEG001.HTM
エヴァン・ライサチェク選手
ミスの無い素晴らしい演技でした。コンビネーションを昨季の4T−3Tから3Lz−3Tに変更しました。アクセルジャンプとの順番も入れ替えていることを考えると、今季はこの構成を中心に臨むのかもしれません。ディダクションは恐らくタイムオーバー。最後のスピンでやや曲とずれましたが、ぴったりのタイミングで終わっていても2秒ほどオーバーしています。キスクラでの表情も納得している様子でしたので冒頭の振り付けの開始箇所を間違えたのかもしれません。
ジョニー・ウィアー選手
 フリップの着氷でフリーレッグを着いてしまいました。加えて明らかなアウトエッジ踏切でしたのでGOEは大きなマイナスとなっているかもしれません。サーキュラーステップでトウが引っかかるような部分も見られましたが、ウィアー選手に合った良いプログラムで滑り込んでゆけば素晴らしいものになると思います。
小塚崇彦選手
 パーソナルベストを大幅に更新し、表彰台に大きく近づきました。特に技術点の44.70は基礎点の変更があったことを割り引いても素晴らしい点数です。演技構成点(参考:ウィアー世選38.15 今大会38.20、小塚世選33.76 今大会35.40)において4項目で7点台を獲得したことも収穫だと思います。課題のフリップジャンプはエッジ・軌跡ともに判別しづらい角度でしたので、フリーの演技で確認できたらと思っています。