エリック

リザルト
ttp://www.isufs.org/results/gpfra08/index.htm
男子シングル
 チャン選手が首位発進。小塚選手が二位。ジュベール選手はまさかの三位スタート
パトリック・チャン選手
 このショートは本当に素晴らしいプログラムだと思います。とにかくスピードが凄い。密度が濃く、直立している時間がほとんどありません。カナダ大会で後半失速してしまったフリーをきっちりまとめれば、自力優勝も十分可能だと思います。
小塚崇彦選手
 フライングシットスピンの入り口で尻餅をついて(4〜5点のミス)しまいました。伸びのあるスケートはさすが。フリーでは是非課題の四回転を決めて欲しいです。
ブライアン・ジュベール選手
 4T−3Tのコンビネーションジャンプのトウがうまく突けず、1Tのみとなってしまう痛恨のミス(14〜15点)。演技中盤で上半身は動いているが足元が立っているだけの状態がやや目に付きました。
女子シングル
 ロシェット選手が首位。浅田選手は僅差の二位。
ジョアニー・ロシェット選手
 3F−3Tのトリプルフリップで転倒(約9点)するミス。その他は密度の濃い素晴らしい演技でした。演技構成点で浅田選手と1点強の差につけたことにより、彼女も世選メダル候補の仲間入りを果たしたといえるかもしれません。フリーでは、これまで成功率の低かった後半の2回のシークエンス(3T〜3S、2A〜2A)の成否が気になるところです。
浅田真央選手
 3F−3Loのセカンドトリプルループがシングルになるミス(約8.5点)、ルッツがダブルになるミス(3.5〜6点)がありました。月の光の静かなメロディにマッチした流れるようなスケーティングはさすがの一言。FSは、がらりと変わって激しい曲調の仮面舞踏会です。要素をきっちりこなせば優勝は間違いないでしょう。女王の舞を楽しみにしています。