ロステレコムカップ(男女フリー)

結果はこちら 男子 エフゲニー・プルシェンコ選手が復活優勝を果たしました。SP・FS二度の4−3コンボは軽々と成功。特に、SPでの4回転は、ライブでの画質の悪い映像ではスローリプレイでさえ、私にはトリプルにしか見えなかったほどです。回転速度と…

ロステレコムカップ(女子SP)

結果はこちら(男子は既に総合結果が出ています。女子も、午前4時以降は出ているはずです。中継待ちの皆様は注意してください。) プロトコルはまだ出ていませんが、こちらの記事によって上位選手の大まかな内容を知ることが出来ます。 ユリア・セベスチェ…

エリック

結果詳細 キム・ヨナ選手 SP・FS共に、スローテンポをメインとした作りのプログラムは、初見のインパクトという意味では、昨季のほうが強いものがありました。激しい振り付けを控えめにして、体力という彼女の弱点を補うべく作成されたのかな、と思って…

ジャパン・オープン

プロトコルはこちら 女子 ジョアニー・ロシェット選手 密度の濃い、難しいプログラム。それを初戦でここまでの完成度で演じるロシェット選手にただただ脱帽です。 ラウラ・レピスト選手 見ていてとてもさわやかな気持ちにさせてくれるプログラム&演技。私、…

安藤美姫

実は、安藤美姫選手の今季FSと思われる動画もアップされていたので感想を書いたのですが、現在見られなくなっています。そこで、書いたものからプログラムに関する部分を削除・一部変更して載せます。 ・・・・私にとって安藤選手の表現面での魅力といえば…

織田信成、今季FS

織田信成選手 チャップリンメドレー(インタビューつき高画質) 3Lz 3A−3T FSSp 3S CiSt (ここより後半) 3A 3Lz 3F 3Lo CSSp 2A SlSt CCoSp いやー、最高!!凄い盛り上がりですね。 これまでの織田選手のプロ…

パトリック・チャン今季FS

バンクーバー五輪地元期待の星、パトリック・チャン選手のFS『オペラ座の怪人』が早くも披露されました。プログラム構成は以下の通り(カッコ内は、予定されていたと思われる要素) 3A (3A−2T) 4T 3F−2T (3F−3T) CiSt CCoSp …

浅田真央、来季使用曲公表

毎日新聞 フィギュア 浅田真央、フリー曲は「鐘」 浅田真央選手の使用曲がプレリュード『鐘』とはぶったまげました。昨日この記事を見たときはてっきりピアノコンチェルト2番2楽章をメインにすると思い込み、日記を書いていたのですが、完璧に予想を外され…

五輪・世選代表選考基準公表

文書はこちら 日本スケート連盟より、来季主要国際大会の派遣選考基準が公表されました。気になるバンクーバー五輪の選考基準は、以下のようになっております。(日本の枠は、男子シングル3、女子シングル3、アイスダンス1です) (ここより抜粋開始) 4…

来季グランプリシリーズ参加選手

http://www.sportcentric.com/vsite/vnavsite/page/directory/0,10853,4844-136494-137802-nav-list,00.html女子シングル 初戦のフランス大会でいきなり浅田真央選手とキム・ヨナ選手の直接対決が実現!!他にもコストナー・ゲデヴァニシビリ・コルピ各選手…

来季GOE・レベル等変更2

http://isu.sportcentric.net/db//files/serve.php?id=1427 1.転倒が『GOE−3』から『−3 −GOE』に変更 今季までは、ソロジャンプでの転倒は問答無用で−3でしたが、来季は加点要素と相殺して、−2・−1も可能になりました。(お詫びと訂正:この項…

来季GOE・レベル等変更1

http://isu.sportcentric.net/db//files/serve.php?id=1427 ISUから来季に適用されるGOE基準・レベル要件が公表されました。いくつか気になる点を述べてみます。 Ⅰ 回転不足判定に係る変更がなされました。(P9) The sign “スペシャリストが回転不…

民放地上波の解説

世界選手権演技終了後のスロー解説からの一幕 「トリプルルッツ−ダブルトウループ−ダブルループですね、非常にきれいに決まっています」 ・・・っておい、違うだろ!!どう見たって、今のは、失敗ジャンプとはいえないまでも『非常にきれいに決まって』はい…

回転不足判定3

世界選手権をもって、実質的に今季は終了しました(まだ国別対抗なる団体戦が残されているようですが・・・選手の皆さんには大変な疲労がかさんでいるでしょうから、無理をしないでいただきたいです)。今季は、女子を中心にGPS・GPFでかつてないほど…

世界選手権(女子FS)

キム選手が200点越えで初優勝。ロシェット選手が銀。安藤選手が銅。浅田選手4位、村主選手8位 総合結果 SPプロトコル FSプロトコル キム・ヨナ選手 後半のサルコウがダブル(更にDG)になるミスがありましたが、それまで得点源のジャンプを確実に…

世界選手権(女子SP)

キム選手が大差で首位。ロシェット選手が続く、浅田選手3位、安藤選手4位、村主選手9位発進 SP結果 FS滑走順 キム・ヨナ選手 ケチのつけようの無い完璧な演技で大量リードの首位発進。演技構成点では4項目で8点台という驚異的なスコア(32.72…

世界選手権(男子FS)

ライサチェク選手が新王者に、チャン選手が銀、ジュベール選手が銅。小塚選手6位、織田選手7位、無良選手15位。日本男子辛くも次期五輪3枠を死守!!! 総合結果 SPプロトコル FSプロトコル エヴァン・ライサチェク選手 プロトコルにマイナスが一つ…

世界選手権(男子SP)

結果ISU World Figure Skating Championships 2009 - Men ジュベール選手が首位発進、ライサチェク選手、チャン選手が続く。小塚選手5位、織田選手7位、無良選手13位 ブライアン・ジュベール選手 冒頭の4T−3Tのファースト4Tでお手つき、更にセカン…

四大陸選手権(男子FS)

チャン選手が優勝、ライサチェク選手が銀、小塚選手が銅、織田選手4位、南里選手12位 結果 プロトコル パトリック・チャン選手 課題の後半のトリプルアクセルがシングルになった点を除けばほぼ完璧な演技。実に13.50点もの加点を獲得しました。(最…

四大陸選手権(女子シングル)

プロトコル SP FS キム選手が優勝、ロシェット選手が銀、浅田選手は銅。村主選手6位、鈴木選手8位 キム・ヨナ選手 ショートプログラムでは72.24点を獲得、今季GPSのプロトコルを見ても、キム選手のSPは、ノーミスで演じればこの程度の点数が…

四大陸選手権(男子SP)

チャン選手が首位発進、ライサチェク選手が二位、小塚選手三位、織田選手は6位発進 プロトコル パトリック・チャン選手 昨季同大会で高橋大輔選手がたたき出した4回転無しでのSPの点数(88.57)を上回る88.90点を獲得。(ただし、昨季よりも3…

アンナ・レクニオ

ヨーロッパ選手権と全米選手権がほぼ同時に開催され、一方の演技が頭に残っている状態でもう一方の演技を見ることができたせいか、特にジャンプにおいてこの両地域の女子選手たちの違いが明確に感じられました。その違いを一言で言えば『高さか回転速度か』…

全米選手権(女子シングル)

プロトコル:SP FS シズニー選手が優勝。フラット選手が二位、ジャン選手三位 全米選手権も欧州選手権同様、プロトコルで気になる点について見ていきたいと思います。 シズニー選手のSPの足換えコンビネーションスピン(CCoSP:動画3:02)でマイナ…

ヨーロッパ選手権

結果はこちらから 男子 ジュベール選手が優勝。コンテスチ選手が銀、ヴァン・デル・ペレン選手が銅 女子 レピスト選手が初優勝。コストナー選手が銀、ポイキオ選手が銅 今回は、低画質で見ただけですので、日記を書く予定は無かったのですが、男女共にスピン…

回転不足判定2

前回、回転不足(DG)判定の概要を述べました。今回は、DG判定が技術点に及ぼす影響について考えてみたいと思います。 結論から先に申し上げると、90度を僅かに超えた程度の回転不足は余程注意して見ていないと気づかないほどのミスでありながら、一見…

回転不足判定

新年、明けましておめでとうございます。本年が皆様にとって実り多き一年となることをお祈り申し上げます。 シーズン前半が終わり、日本の男女シングルについて振り返ると、男子では怪我による高橋大輔選手の戦線離脱(回復が順調に進んでいるようでほっとし…

全日本選手権(女子FS)

浅田選手が3連覇達成。村主選手が銀、安藤選手が銅。 リザルト 浅田真央選手 得点源の二度のトリプルアクセル、後半の3−3コンビネーションのセカンドトリプルループが回転不足判定を受けました。サルコウがシングルとなり、加点を獲得できたトリプルは3…

全日本選手権(女子SP)

結果はこちらの一番下(Japan Figure Skating Championships 2008)のリンクから 中野選手が首位発進、浅田選手・安藤選手が続く 中野友加里選手 ジャンプ3要素をきっちりと決め、首位発進。レイバックスピンでのキャッチフットのポジションが2回転ぎりぎり…

全日本選手権(男子2)

結果はこちらの一番下(Japan Figure Skating Championships 2008)のリンクから 織田選手が初優勝。小塚選手が二位、無良選手が三位。 織田信成選手 冒頭のクワドトウループで転倒するも、他の要素をきっちりとまとめました。セカンドトリプルトウループのコ…

全日本選手権(女子)

間違いなく現在世界トップのレベルにあるといえる女子の争いは男子にも増して激しいものになりそうです。中野(シーズンベスト、GPS・GPFの成績により代表選考で一歩リードしているといえるでしょう)・安藤・村主・鈴木各選手が二つの椅子を奪い合う…